らいたーずのーと2

旅行、自転車、現代美術、食、歴史、文学、哲学など雑多に綴る。

ジロ・ディタリア2017 第1ステージ

DAZNで日本語実況・解説付でのほぼフルでの放映が実現。

実況担当の木下貴道さんは普段野球の実況などを行っている方で、自転車実況は今回が初めて。そのためにしっかりと勉強をされていた様子で好感が持てますね。

Jsportsの実況でもお馴染みの谷口廣明さんの後輩?にあたる人のようです。

解説は別府始さん別府史之選手のお兄さんで、Jsportsでも解説やナビゲーターでよく見かける方です。

 

 

最近は始さんがナビゲーターをやることが多かったので解説は新鮮。

ただ、丁寧な口調で細かい説明をしてくれるので、初めての人向けにはちょうどいい放送だったと思います。ゼリーが重たい話とか、現場に近い人間ならではの話も面白かったですね。

木下さんも細かいところを色々と質問してくれるので、全体的にとても新鮮な放送でした。

 

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新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 92 吉浦康裕の世界

見てきました。

新文芸座(池袋)で行われた吉浦監督のトークショー&吉浦作品7本連続オールナイト上映。

 

 

最初に日本アニメーター見本市で出品された短編『POWER PLANT No.33』『ヒストリー機関』『機動警察パトレイバーREBOOT』を連続上映。

そのあとに50分程度のトークショー(聞き手:小黒祐一郎)。

そして吉浦監督の自主製作時代の作品『ペイル・コクーン』、商業第一作の『イヴの時間』、『アルモニ』、最後に話題を呼んだ『サカサマのパテマ』ときた。

 

 

最初の2本(『PP33』『ヒストリー機関』)は正直、面白みがなかったが、『パトレイバー』はとても面白かった。パトレイバーはまったく知らないので、登場したキャラクターがオリジナルだと気づいていなかったが、せりふ回しやキャラの造形などクオリティが高く、このまま続編が作られるのであればぜひ見たいという感想を持った。

 

そのあとはトークショー。いろいろ裏話も聞けて、それを踏まえると『PP33』『ヒストリー機関』の奥深さがよくわかってくる。トークショーも含めて面白かった。

 

 

さて、残りの4作品だが、初めて見た『イヴの時間』が、正直期待していなかったのに物凄く面白かった。

とくに最近神林長平の『火星シリーズ』を読んでいるところだったので、この『イヴ』で描かれた「人間とアンドロイドの、その狭間」というテーマがとてもクリティカルに自分の中に入ってきた。

『サカサマのパテマ』もそうだが、こういった、「自分とは違う存在」をはっきりと提示し、しかもその立場が途中で逆転する瞬間を描いていく作品は、激しい印象を自分にもたらしてくれた。

 

『パテマ』は2回目の視聴だったのとオールナイトの最後の上映だったので寝ちゃうかなと思っていたけれどまったく眠くならなかった。やはり面白い。

 

 

改めて吉浦監督というのは、本当に脚本が面白い。世界観が秀逸。良いSFになっている。

『アルモニ』も、細かいところでの伏線の貼り方や、どんな可能性も想像させるラストといった完成度の高さを見せつけてくれた。

 

 

トークショーでの話しぶりでは、2~3年以内に新作、それも長編?が期待できそうな気もするが、もしそれが出てきた場合には真っ先に観たいと思った。

 

 

今回は妻の勧めで正直、気乗りしない形で観に行ったのだが、行ってよかった。とても面白かった。

フレッシュ・ワロンヌ2017

はいはいバルベルデバルベルデ

 

本気を出してからの加速が毎年強すぎる。

最後はかなり早い段階からガッツポーズするほどの余裕が。

年々強くなっているんじゃないか?

 

 

今年はボブ・ユンゲルスが残り20km近くからアタックしたことで、「最後しか見所のない」はずのフレッシュが非常に楽しく見れた。

最終的に残り20~30秒であのタイミングで捕まえられたので、40秒近くタイムギャップがあれば逃げ切りはありうるってとこなのかな。

 

 

2位はダニエル・マーティン。またまた惜しい。

3位はディラン・テウンス。BMC所属の25歳ベルギー人。

「エドワード・トゥーンスと名前が似てるな~」くらいの印象しかなかったのだけれど、今回一気に有名になったね。これからが楽しみである。

そして、一時は先頭に立ったダビド・ゴデュ。

ツール・ド・ラブニール昨年優勝の有望株。20歳のフランス人。

パリ~ニースでもいい走りをしていたが、ここでまた名前を売った。

「激坂に強い」イメージになるのかな。

 

 

フランス人と言えば、ピエール・ラトゥール。

昨年ブエルタ第20ステージの勝利の仕方から、激坂にも強いかなと思っていたけれど14位と悪くない結果に。バルデとほぼ同じタイミングだ。

 

一方でピカチュウことヴュイエルモは26位と微妙・・・アムステルパスしてまできたのに、残念だ。来年は期待できない、かなぁ。

 

 

ベテランも、新鋭も。

純粋でわかりやすいレースだからこそ、それぞれの実力をはっきりと見ることができるこのレース。

今年も非常に面白かった。

アムステルゴールドレース2017

今日は新潟アルビレックスが今季開幕以来の初勝利を遂げた。

ようやく、J1通算150勝目を達成。

これをぜひともホームで成し遂げてほしかった。

 

ちなみに今日の結果は2-0。

相手はヴァンフォーレ甲府で、「川中島ダービー」なんて盛り上がっていた。

2点の内訳は「クラブ初の高卒ルーキー」なんて騒がれていた原輝樹(11分)と、5年ぶりの古巣復帰となった矢野貴章(52分)という、新潟の新旧が共にゴールを決めるという意味深なもの。

 

ここからなんとか這い上がってほしいものだ。アルビレックス

 

 

 

さて、アムステルゴールドレースである。

日本時間の17時頃にスタート。現地の気温は5度くらいと、かなり寒い中でのスタートとなった。

ミハウ・クフャトコフスキがまたリタイアしなければいいのだが・・・

そんなこと言っていたら早速、UAEのベン・スウィフトがDNSだって!

スプリンター向きのコースになったことで、可能性は十分にあったのに・・・残念である。

 

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