2019年のGW(10連休)を利用して、兼ねてより行きたかった北陸を旅行してきた。
4/29(月)~5/5(土)の5泊6日。
今回はこの旅行の記録をメモしていく。
1日目「菅沼・相倉 合掌造り集落」
1日目の目的地は世界遺産にも指定されている「菅沼・相倉 合掌造り集落」に。
合掌造り集落としては白川郷がより有名だとは思うが、事前情報で物凄く混んでいるという話と、行ったことのある人の話で、白川郷よりもこの相倉の方が良いという話も聞いていたのでこちらに。
実家のある新潟を出発したあと、途中「有磯海(ありそうみ)」サービスエリアにて昼食。
イートインスペースで食べられる800円の海鮮丼と750円の富山ブラックラーメンを食べる。富山ブラック、初めて食べたけど美味しい。年を取るとこういう、醤油の強いラーメンを美味しく感じる。
そのまま高速で「五箇山」インターへ。
菅沼・相倉のあたりを「五箇山」と呼び五箇山の合掌造り集落とも呼ばれるが、インター直結なのが嬉しい。
インター出口からそのまま真っ直ぐいくと菅沼集落の駐車場に。実は別ルートからはより集落に近い駐車場に行けたらしいが、混雑しているのと有料なので、少し遠いこちらの駐車場で良かった。
菅沼の全景はこんな感じ。
地上から撮った姿。
旅の最初の3日間は曇り空が広がる天気だったのが残念だったが、それでものどかで、美しい風景を堪能することができた。
人が比較的少なかったのも良し。この地域でずっと行われてきた硝石作りの資料も展示されていて興味深かった。
そして、菅沼から車で15分。庄川沿いに下ったところに位置するのが「相倉(あいのくら)」集落。
どちらもこじんまりとした集落だが、こちらの相倉の方が実際に人が住んでいたり見所は多い印象があった。
山中ということもあり、桜もまだかろうじて残っていた。
集落内の建物は民宿にもなっており、実際に泊まることも可能。
入口に駐車場があって1台500円。
また駐車場の脇の道から高台に登れば、よく紹介されているのと同じアングルで写真が撮れる。絶景ポイントだ。
奥に見えるのはまだまだ雪深い「人形山」。もう少し夏が近づくと、残雪が人の形をしてくることからこう名付けられたらしい。その由来にまつわる悲しい昔話も。
この日の宿は同じ五箇山集落内の国民宿舎「五箇山荘」に。
夕食後には車を出してくれて、ライトアップされた相倉集落を見に行けるというイベントも。
ライトアップはいつもやっているわけではなく、今回はGWということでタイミングよく見ることができた。
また、この五箇山荘の食事も非常に美味しかった。
写真は撮り忘れていたが、とにかく山菜が美味しく、また山女の塩焼きもこれまでにないくらい美味だった。柔らかく、身もぎっしりと詰まっていて、食べやすく満足度の高い一品だった。
さりげなく出てくるお造りもさすが富山。クオリティが高く、山のもの・海のもの・川のものすべてが高品質だった。
今回の旅で最もおいしい食事だったかもしれない。
全体的には薄味だったので、そういうのが好きな人、とくに山菜が好きな人は、時期にもよるだろうけれどおススメの旅館である。
1日目はこんな感じ。
2日目はいよいよ能登半島に向かって行く。